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まず最初にやっておきたいこと |
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このページでは水道と電気について解説します。 |
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水道も電気も契約を続けている限り料金が発生します。 |
空き家にはできるだけお金を掛けたくないはずですから、 |
契約を解除したいところですが、 |
そのためにはいくつかの検討すべき事項があります。 |
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水道が使えないと拭き掃除ができません。 |
トイレを使えません。 |
この二つに関しては、 |
10リットル程度水を入れたポリタンクを持参すれば対処することができます。 |
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お風呂には入れなくなります。 |
空き家に宿泊するつもりで訪問しようとすればこれはきついと思います。 |
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通水作業ができません。 |
通水作業とは蛇口を開けて水道管内に溜まった水道水を排水することによって、 |
水道水の中に浮遊するサビ等を排除する作業です。 |
数年後にこの家を使用する予定であれば通水作業は行なったほうが良いでしょう。 |
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次に電気です。 |
電気が使えないと宿泊はできません。 |
給湯設備も使えなくなりますのでお風呂にも入れません。 |
井戸水を利用しているお家では電動ポンプが動きませんので水が出ません。 |
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下水道設備がなく浄化槽が設置されているお家は、 |
電気を切ると浄化槽のファンが作動しなくなり、汚水を浄化するバクテリアが死滅します。 |
※長期間使用しない場合は、 |
業者に作業を依頼することによって電源を落とすことはできますが、 |
管理の為の訪問時にトイレが使用できなくなります。 |
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一部の給湯設備には凍結を防止するヒーターが付いています。 |
これが機能しなくなり、凍結後に漏水が発生する可能性があります。 |
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掃除機が使えません。(充電式掃除機を持ち込む等の対応策あり) |
電気コード式の草刈機が使えません。(エンジン式草刈機等の対応策あり) |
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このように考えるとなかなか難しい問題で、 |
空き家の状況によって、あるいは将来の利用計画によって、 |
選択肢は変わってくるように思います。 |
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通電したままにしておくと火災が発生する可能性があります。 |
水が出る状態のままにしておくと漏水が発生する可能性があります。 |
大きな被害・損害を避ける為には少なくとも、 |
ブレーカーの端子については落とせる箇所は全て落として帰る。 |
水道メーターボックス内にあるバルブは毎回必ず閉めて帰る。 |
といった工夫は必要ではないかと考えます。 |
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こんな事例も・・・ |
2020年3月3日のニュース:ブレーカーを上げたことが原因?空き家で火災発生 |
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ブレーカーを落としていない空き家で、 |
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エアコンやテレビが勝手に作動するという現象が数件、確認されています。 |
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古いリモコンに誤作動が生じたことが原因のようです。 |
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無駄な電気代を発生させない為にも、 |
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家電のリモコンは使用しない時には電池を外しておくといった工夫が必要です。 |
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