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まず最初にやっておきたいこと |
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不在時には雨戸は全て閉めておきましょう。 |
「開けていたほうが空き家だと判らないんじゃないの?」という意見をたまに聞きますが、 |
確かにそうかもしれませんが、 |
台風や暴風時にその都度空き家に足を運ぶことは大変ですし、 |
都合で行くことができないこともあると思います。 |
発生する確率から考えても、ここは家を自然災害から守ることを優先したいと思います。 |
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ごく稀に問題となるのが雨戸の施錠です。 |
空き家には古い築年数のものが多く、 |
雨戸のカギが壊れていたり錆びていたりして、カギが掛からないものを時々見かけます。 |
これが実はかなり危険で、空き巣はここから侵入してくる可能性が高いです。 |
侵入者は雨戸を開けて、サッシのガラスを割って室内に入った後に、 |
今度は雨戸を閉めます。 |
そうすることによって外部から侵入の形跡を隠すことができるのです。 |
できれば雨戸のカギを取り換えたいところですが、 |
古い商品ですから部品が手に入らない場合もあります。 |
せめてサッシに市販の補助錠を取り付ける等の防犯対策を行ないましょう。 |
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 |
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その他に注意すべき窓は、道路から見て裏側に位置する窓です。 |
特に屋根づたいに移動できて手が届く位置にある窓は危険ですから、 |
こちらもなんらかの対策が必要です。 |
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また、換気の為に2階の窓等を少しだけ開けた状態にしている人を見かけます。 |
果たしてこれが換気として十分なのか定かではありませんし、 |
降雨時には湿気を室内に呼び込む結果となってしまいます。 |
台風・暴風時や防犯面から考えても良いことではありませんから、 |
サッシの窓は全て閉めて、きちんと施錠しましょう。 |
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そして、なによりも重要なことは「空き家に貴重品や高価な物を置いたままにしない」こと。 |
侵入者を100%排除することは不可能だという認識が必要です。 |
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